上原浩治の通算WARは13.5で日本人歴代9位の成績!巨人やレッドソックスで活躍した選手の評価

メジャーリーグの上原浩治の通算WARを紹介 メジャーリーグ

日本プロ野球では巨人、メジャーリーグでは主にボストン・レッドソックスで活躍した上原浩治。

球速は140km/h前後と速くはないものの、圧倒的なパフォーマンスで世界にその名を知れ渡らせた選手です。

この記事では、上原浩治のMLBでの実績を評価するにあたり、

  • 上原浩治のMLBでの通算WAR
  • 上原浩治のMLBでの年度別のWAR

を紹介します。

WAR指標の理解

冒頭のtweetはWARの起源を背景とした映画マネーボールの映像です。

WAR指標の理解するにあたり、

  • WARとは何か?
  • WARの計算方法とその重要性

の2つについて解説します。

WARとは何か?

WARとはWins Above Replacementの略称です。

WARとは、セイバーメトリクスにおける打撃や走塁、守備、投球といった要素を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標のことです。

Wins Above Replacementという言葉が示すとおり「そのポジションの代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標となります。

代替可能選手とは、「平均以下の実力で、容易に獲得できる選手」のことです。

つまり、WARが0ならば、その選手は「代替可能」なレベルということになります。

WARの計算方法とその重要性

WARの計算は、打撃や走塁、守備、投球といった指標を用いて総合的に推計します。

具体的な細かい算出方法は定義されていません。

各ポジションで何を用いるか(例えば守備指標をDRSで評価するかUZRで評価するか等)は算出者に一任されています。

そのため、算出方法が複数存在し、それによって値も異なると言っていいでしょう。

WARの重要性は、その選手の総合的な貢献度を単一の指標で評価できる点にあります。

また、投手野手を問わずに全ての選手を同一の指標で比較することが可能です。

チームへの貢献度を上積みした勝利数というわかりやすい基準で評価できるため、WARを活用した適正な年俸の算出も可能です。

fWARとrWARの定義と起源

fWARとrWARの定義と起源と題して、ここでは

  • fWARとは何か?
  • rWARとは何か?

の2つを解説しましょう。

fWARとは何か?

fWARは、Fangraphsによって提供されるWARで、選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。

fWARは、打撃、走塁、守備、投球などの各要素を総合的に評価し、その選手が代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

具体的には、打撃指標、走塁指標、守備指標、投球指標などを用いて総合的にこれを推計します。

rWARとは何か?

rWARは、Baseball Referenceによって提供されるWARで、同様に選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。

rWARもfWARと同じく、その選手が代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

rWARは守備指標であるDRSを活用して守備の影響を考慮するのに対して、fWARはFIPを活用して最初から守備の影響を取り除くなどの違いがあります。

WARを野球界に浸透させた名作マネーボールとは?

「マネーボール」とは、オークランド・アスレチックスのGMであるビリー・ビーンが、超弱小球団であったアスレチックスを常勝軍団に変貌させるノンフィクションの物語です。

打率、打点など従来では評価に値する指標に疑問を感じたビリー・ビーン。そこで、全く新しい評価方法「セイバーメトリクス」を導入。すると、超弱小球団のアスレチックスが当時アメリカンリーグ新記録の20連勝をする球団にまで生まれ変わりました。

セイバーメトリクスの頂点の概念である「WAR」を野球界に知らしめたのは名著「マネーボール」で間違いありません。

「専門書は難しいな…」なんて悩んでいる方には朗報。「マネーボール」は小説で映画化もされるほどわかりやすく書かれており、ほとんど専門用語が出てきません。

小説なので、他のユニフォームなどと比べると10%ほどの値段で購入可能。しかもKindleなど電子書籍もあるため、スマホやタブレット、PCを使っている方は今すぐにでも読めます。

「WBCを観戦して野球を知ったから野球のルールがイマイチわからない…」といった方でも、小説なのでスラスラ読めます。

「マネーボールを読む前」と「マネーボールを読んだ後」では野球に対する理解が深まり、最新の野球の評価方法を知れるので、野球に対する見方が180度変わります。

野球が10倍にも20倍にも楽しく感じられる名著「マネーボール」をぜひこの機会に読んでみませんか?

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上原浩治のWAR

冒頭のtweetは、上原浩治のワールドシリーズの最後の投球です。

2013年、MLB最後の1球はこの男によって投げられた」のキャッチフレーズで有名な投球の動画です。

そんな上原浩治について、ここでは、

  • 上原浩治のfWAR
  • 上原浩治のrWAR

にわけて紹介しましょう。

上原浩治のfWAR

シーズンfWAR
2009年1.8
2010年1.3
2011年1.2
2012年0.8
2013年3.1
2014年1.1
2015年1.4
2016年0.6
2017年0.6
Total11.9

上原浩治のFangraphsによる通算WAR、つまり通算fWARは11.9となりました。

軒並みプラスの数字です。

上原浩治がいかに優れたプレイヤーであったかがわかります。

年度別のfWARがわかりやすいようにグラフにしてみました。

上原浩治のfWAR

特筆すべきは2013年シーズン。

ワールドシリーズで最後の球を投げた2013年が3.1とキャリアハイの数字になっています。

今すぐチェック!大谷翔平の最新WARと通算WAR!

上原浩治のrWAR

シーズンrWAR
2009年1.4
2010年1.3
2011年
(オリオールズ時代)
1.9
2011年
(レンジャーズ時代)
0.2
2012年1.4
2013年3.5
2014年1.7
2015年1.2
2016年0.7
2017年0.2
Total13.5

Baseball Referenceによる評価では、上原浩治のWAR、つまりrWARはすべてプラスの数字となり、rWARは通算で13.5となりました。

rWARは仲間守備の影響を考慮しないWARであるため、投手自身の能力を評価するのに最も適しています。

上原浩治は通算13.5勝をチームに与えたと評価できます。

rWARもわかりやすいように年度別でグラフにしてみました。

上原浩治のrWAR

やはり特筆すべきは2013年のrWAR3.5でしょう。

いかにレッドソックスの戦力として貢献していたかがわかります。

通算のrWAR13.5は日本人歴代9位の記録です。

上原浩治のfWARとrWARと通算WAR【まとめ】

この記事では、上原浩治のメジャーリーグでのfWARとrWAR、通算WARを紹介しました。

上原浩治のfWARもrWARも軒並みプラス。

つまり、十分メジャーリーグの舞台で活躍した投手であると言えるでしょう。

このブログの図表は引用のURLを載せてもらえれば、自由に使ってもらって構いません。

ぜひ、上原浩治の偉大さを共有しましょう。

英語が読めない私がどうやって大谷翔平のMLB公式ユニフォームを手に入れたのか?

「全然英語読めないよ。諦めようかな。」

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