イチローの通算WARは日本人トップ60.0でメジャー歴代193位の成績!年度別のWARも!

メジャーリーグのイチローの通算WARを紹介 イチロー

名実ともに日本人最高のプレイヤーとして日本プロ野球とメジャーリーグで活躍した、イチロー。

そんなイチローのWARは日本人歴代トップの数字です。

そこで、イチローのMLBでの実績を評価するにあたりこの記事では、

  • イチローのMLBでの通算WAR
  • イチローのMLBでの全シーズンのWAR

を紹介します。

イチローがどれほど優れていたプレイヤーであったのか知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

WAR指標の理解

冒頭のtweetはWARの起源を背景とした映画マネーボールの映像です。

WAR指標の理解するにあたり、

  • WARとは何か?
  • WARの計算方法とその重要性

の2つについて解説します。

WARとは何か?

WARとはWins Above Replacementの略称です。

WARとは、セイバーメトリクスにおける打撃や走塁、守備、投球といった要素を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標のことです。

Wins Above Replacementという言葉が示すとおり「そのポジションの代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標となります。

代替可能選手とは、「平均以下の実力で、容易に獲得できる選手」のことです。

つまり、WARが0ならば、その選手は「代替可能」なレベルということになります。

WARの計算方法とその重要性

WARの計算は、打撃や走塁、守備、投球といった指標を用いて総合的に推計します。

具体的な細かい算出方法は定義されていません。

各ポジションで何を用いるか(例えば守備指標をDRSで評価するかUZRで評価するか等)は算出者に一任されています。

そのため、算出方法が複数存在し、それによって値も異なると言っていいでしょう。

WARの重要性は、その選手の総合的な貢献度を単一の指標で評価できる点にあります。

また、投手野手を問わずに全ての選手を同一の指標で比較することが可能です。

チームへの貢献度を上積みした勝利数というわかりやすい基準で評価できるため、WARを活用した適正な年俸の算出も可能です。

fWARとrWARの定義と起源

fWARとrWARの定義と起源と題して、ここでは

  • fWARとは何か?
  • rWARとは何か?

の2つを解説しましょう。

fWARとは何か?

fWARは、Fangraphsによって提供されるWARで、選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。

fWARは、打撃、走塁、守備、投球などの各要素を総合的に評価し、その選手が代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

具体的には、打撃指標、走塁指標、守備指標、投球指標などを用いて総合的にこれを推計します。

rWARとは何か?

rWARは、Baseball Referenceによって提供されるWARで、同様に選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。

rWARもfWARと同じく、その選手が代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

rWARは守備指標であるDRSを活用して守備の影響を考慮するのに対して、fWARはFIPを活用して最初から守備の影響を取り除くなどの違いがあります。

WARを野球界に浸透させた名作マネーボールとは?

「マネーボール」とは、オークランド・アスレチックスのGMであるビリー・ビーンが、超弱小球団であったアスレチックスを常勝軍団に変貌させるノンフィクションの物語です。

打率、打点など従来では評価に値する指標に疑問を感じたビリー・ビーン。そこで、全く新しい評価方法「セイバーメトリクス」を導入。すると、超弱小球団のアスレチックスが当時アメリカンリーグ新記録の20連勝をする球団にまで生まれ変わりました。

セイバーメトリクスの頂点の概念である「WAR」を野球界に知らしめたのは名著「マネーボール」で間違いありません。

「専門書は難しいな…」なんて悩んでいる方には朗報。「マネーボール」は小説で映画化もされるほどわかりやすく書かれており、ほとんど専門用語が出てきません。

小説なので、他のユニフォームなどと比べると10%ほどの値段で購入可能。しかもKindleなど電子書籍もあるため、スマホやタブレット、PCを使っている方は今すぐにでも読めます。

「WBCを観戦して野球を知ったから野球のルールがイマイチわからない…」といった方でも、小説なのでスラスラ読めます。

「マネーボールを読む前」と「マネーボールを読んだ後」では野球に対する理解が深まり、最新の野球の評価方法を知れるので、野球に対する見方が180度変わります。

野球が10倍にも20倍にも楽しく感じられる名著「マネーボール」をぜひこの機会に読んでみませんか?

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イチローのWAR

冒頭のtweetは、イチローを語るには欠かせない好守備の動画です。

44歳にして、ホームランボールをキャッチするほどの身体能力があったことがわかります。

そんなイチローについて、ここでは、

  • イチローのfWAR
  • イチローのrWAR

にわけて紹介しましょう。

イチローのfWAR

シーズンfWAR
2001年6.0
2002年4.7
2003年5.7
2004年7.1
2005年3.6
2006年5.6
2007年6.1
2008年4.3
2009年5.5
2010年4.8
2011年0.1
2012年2.2
2013年1.1
2014年1.1
2015年-0.8
2016年1.4
2017年-0.1
2018年-0.5
2019年-0.1
Total57.7

イチローのFangraphsによる通算WAR、つまり通算fWARは57.7となりました。

メジャー1年目からWAR6.0をたたき出し、新人王とシーズンMVPを同時受賞。

シアトル・マリナーズのシーズン116勝に大きく貢献しました。

わかりやすくグラフにすると次の通りです。

イチローのfWAR

確かに、現役最終年に近づくにつれて、fWARは下降傾向。

それでも2001年から2014年までメジャー14年もの間、常にfWARがプラスの数字になっていることがわかります。

今すぐチェック!吉田正尚のWARは?fWARとrWARも!

イチローのrWAR

シーズンrWAR
2001年7.7
2002年3.6
2003年5.6
2004年9.2
2005年3.9
2006年5.3
2007年5.8
2008年5.4
2009年4.7
2010年3.7
2011年0.6
2012年
(マリナーズ時代)
1.5
2012年
(ヤンキース時代)
0.2
2013年2.1
2014年0.9
2015年-1.1
2016年1.6
2017年-0.2
2018年-0.5
2019年0.0
Total60.0

Baseball Referenceによる評価では、イチローは通算WARが60.0となりました。

通算WARはメジャーリーグの150年の歴史のなかでも193位の数字です。

年度別のイチローのrWARをわかりやすくグラフにすると次の通りです。

イチローのrWAR

rWARでも2014年までプラスの数字。

特にWARで9.2を残した2004年はシーズン262安打を放ったキャリアハイの年です。

イチローのfWARとrWARと通算WAR【まとめ】

この記事では、イチローのメジャーリーグでのfWARとrWAR、通算WARを紹介しました。

イチローがいかに偉大な成績を残した選手であるのか、よくわかります。

マリナーズでの貢献度は素晴らしいと言えるでしょう。

英語が読めない私がどうしてイチローのMLB公式ユニフォームを手に入れられたのか?

「全然英語読めないよ。諦めようかな。」

MLB公式サイトを見つめながら、私は心の底から思いました。

英語で書かれたメッセージ、「Nishishinjuku, Shinjuku-ku, ~」と慣れない英語の住所表記。

英検3級レベルの英語力しか持たない私にイチローのユニフォームを購入するのは無理だったのだと思いました。

PR TIMESの情報によると、イチローのユニフォームは2019年を最後に、日本への入荷が終了したとのこと。

都内でもイチローのユニフォームが売っている店は少ない。だから「今からでもどうにかしてイチローのユニフォームを手に入れたい!」と思っていました。

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