プホルスの通算WARはMLB歴代29位の101.5!700号ホームランなど通算成績を紹介

メジャーリーグのプホルスの通算WARを紹介 プホルス

アルバート・プホルスはメジャー歴代4位の通算703本塁打を放ったレジェンドです。

セントルイス・カージナルスやロサンゼルス・エンゼルスで活躍。

途中、ロサンゼルス・ドジャースに渡りましたが、現役最終年はプホルスが愛された地、セントルイスで過ごしました。

この記事では、そんなアルバート・プホルスのMLBでの実績を評価するにあたり、

  • アルバート・プホルスのMLBでの通算WAR
  • アルバート・プホルスのMLBでの年度別のWAR
  • プホルスの通算成績

を紹介します。

アルバート・プホルスのメジャーでの活躍を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

WAR指標の理解

冒頭のtweetはWARの起源を背景とした映画マネーボールの映像です。

WAR指標の理解するにあたり、

  • WARとは何か?
  • WARの計算方法とその重要性

の2つについて解説します。

WARとは何か?

WARとはWins Above Replacementの略称です。

WARとは、セイバーメトリクスにおける打撃や走塁、守備、投球といった要素を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標のことです。

Wins Above Replacementという言葉が示すとおり「そのポジションの代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標となります。

代替可能選手とは、「平均以下の実力で、容易に獲得できる選手」のことです。

つまり、WARが0ならば、その選手は「代替可能」なレベルということになります。

WARの計算方法とその重要性

WARの計算は、打撃や走塁、守備、投球といった指標を用いて総合的に推計します。

具体的な細かい算出方法は定義されていません。

各ポジションで何を用いるか(例えば守備指標をDRSで評価するかUZRで評価するか等)は算出者に一任されています。

そのため、算出方法が複数存在し、それによって値も異なると言っていいでしょう。

WARの重要性は、その選手の総合的な貢献度を単一の指標で評価できる点にあります。

また、投手野手を問わずに全ての選手を同一の指標で比較することが可能です。

チームへの貢献度を上積みした勝利数というわかりやすい基準で評価できるため、WARを活用した適正な年俸の算出も可能です。

fWARとrWARの定義と起源

fWARとrWARの定義と起源と題して、ここでは

  • fWARとは何か?
  • rWARとは何か?

の2つを解説しましょう。

fWARとは何か?

fWARは、Fangraphsによって提供されるWARで、選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。

fWARは、打撃、走塁、守備、投球などの各要素を総合的に評価し、その選手が代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

具体的には、打撃指標、走塁指標、守備指標、投球指標などを用いて総合的にこれを推計します。

rWARとは何か?

rWARは、Baseball Referenceによって提供されるWARで、同様に選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。

rWARもfWARと同じく、その選手が代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

rWARは守備指標であるDRSを活用して守備の影響を考慮するのに対して、fWARはFIPを活用して最初から守備の影響を取り除くなどの違いがあります。

WARを野球界に浸透させた名作マネーボールとは?

「マネーボール」とは、オークランド・アスレチックスのGMであるビリー・ビーンが、超弱小球団であったアスレチックスを常勝軍団に変貌させるノンフィクションの物語です。

打率、打点など従来では評価に値する指標に疑問を感じたビリー・ビーン。そこで、全く新しい評価方法「セイバーメトリクス」を導入。すると、超弱小球団のアスレチックスが当時アメリカンリーグ新記録の20連勝をする球団にまで生まれ変わりました。

セイバーメトリクスの頂点の概念である「WAR」を野球界に知らしめたのは名著「マネーボール」で間違いありません。

「専門書は難しいな…」なんて悩んでいる方には朗報。「マネーボール」は小説で映画化もされるほどわかりやすく書かれており、ほとんど専門用語が出てきません。

小説なので、他のユニフォームなどと比べると10%ほどの値段で購入可能。しかもKindleなど電子書籍もあるため、スマホやタブレット、PCを使っている方は今すぐにでも読めます。

「WBCを観戦して野球を知ったから野球のルールがイマイチわからない…」といった方でも、小説なのでスラスラ読めます。

「マネーボールを読む前」と「マネーボールを読んだ後」では野球に対する理解が深まり、最新の野球の評価方法を知れるので、野球に対する見方が180度変わります。

野球が10倍にも20倍にも楽しく感じられる名著「マネーボール」をぜひこの機会に読んでみませんか?

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アルバート・プホルスのWAR

冒頭のtweetはアルバート・プホルスの現役最終年。

メジャー通算700号ホームランを放ったときの映像です。

700号ホームランをみようと、他球団の試合会場のスクリーンにも700号ホームランの映像が流され、その歴史的瞬間は全米を轟かせました。

結果的に引退までにプホルスは703本ものホームランを放ちました。

そんなアルバート・プホルスについて、ここでは、

  • アルバート・プホルスのfWAR
  • アルバート・プホルスのrWAR
  • アルバート・プホルスの通算の打撃成績

にわけて紹介しましょう。

アルバート・プホルスのfWAR

シーズンfWAR
2001年7.2
2002年5.4
2003年9.5
2004年7.8
2005年7.7
2006年8.1
2007年7.7
2008年8.7
2009年8.4
2010年6.8
2011年2.9
2012年3.3
2013年0.5
2014年2.7
2015年1.6
2016年0.8
2017年-1.9
2018年-0.5
2019年-0.6
2020年-0.1
2021年-0.2
2022年1.8
Total88.8

アルバート・プホルスのFangraphsによる通算WAR、つまり通算fWARは88.8となりました。

日本人で現在大活躍中の大谷翔平の通算WARがようやく通算30.0に達したことを考えると、プホルスは大谷翔平の2倍以上のWARを打撃と守備だけで稼いだことになります。

プホルスの年度別のfWARをわかりやすいようにグラフ化してみました。

プホルスの年度別のfWAR

年度別のfWARを見ると、22年間の現役生活の中でカージナルスの現役前半11年間の成績が突出して良く、エンゼルス時代はかなり低迷していたことがわかります。

エンゼルスから去り、ドジャースに2021年にシーズン途中でトレード。

そして、2022年にカージナルスに復帰。

カージナルスに復帰後はエンゼルスの成績不振とは裏腹に、圧倒的な存在感を見せつけ、MLB通算703本のホームランを達成しました。

今すぐチェック!大谷翔平の最新WARと通算WAR!

アルバート・プホルスのrWAR

シーズンrWAR
2001年6.6
2002年5.5
2003年8.7
2004年8.5
2005年8.4
2006年8.5
2007年8.7
2008年9.2
2009年9.7
2010年7.5
2011年5.3
2012年4.8
2013年1.6
2014年3.9
2015年3.0
2016年1.5
2017年-1.8
2018年0.3
2019年0.3
2020年0.0
2021年-0.7
2022年2.2
Total101.5

Baseball Referenceによる評価では、アルバート・プホルスのWARは通算101.5となりました。

アメリカの権威ある放送番組のESPNでは、rWARを公式のWARとして採用しているため、プホルスのメジャーでの活躍を評価する上では、rWARで評価するべきでしょう。

プホルスの年度別のrWARもわかりやすいようにグラフ化してみました。

rWARでは、カージナルス時代に7年連続WAR8.0を記録。

一方、エンゼルス時代にはWAR5.0以上を記録したことは一度もありません。

「年齢的な問題であったのか?」「チームに馴染めなかったのか?」など、様々な憶測が飛び交いますが、結果的にカージナルスで現役最終年にWAR2.2を記録したことを考えれば、チームの雰囲気や指導、球場の雰囲気や球場の相性などが成績に影響を与えたのかもしれません。

ちなみに通算WAR101.5はメジャー歴代29位の大記録です。

プホルスの通算の打撃成績

プホルスのメジャーでの通算の打撃成績は下の表の通りです。

シーズン球団試合数打席打数安打本塁打打点三振併殺打打率出塁率OPS
2001年STL1616765901943713093210.3290.4031.013
2002年STL1576755901853412769200.3140.3940.955
2003年STL1576855912124312465130.3590.4391.106
2004年STL1546925921964612352210.3310.4151.072
2005年STL1617005911954111765190.3300.4301.039
2006年STL1436345351774913750200.3310.4311.102
2007年STL1586795651853210358270.3270.4290.997
2008年STL1486415241873711654160.3570.4621.114
2009年STL1607005681864713564230.3270.4431.101
2010年STL1597005871834211876230.3120.4141.011
2011年STL147651579173379958290.2990.3660.906
2012年LAA1546706071733010576190.2850.3430.859
2013年LAA99443391101176455180.2580.3300.767
2014年LAA1596956331722810571280.2720.3240.790
2015年LAA157661602147409572150.2440.3070.787
2016年LAA1526505931593111975240.2680.3230.780
2017年LAA1496365931432310193260.2410.2860.672
2018年LAA117498465114196465120.2450.2890.700
2019年LAA131545491120239368210.2440.3050.734
2020年LAA39163152346252540.2240.2700.665
2021年LAA249286175121340.1980.2500.622
2021年LAD8520418948123832100.2540.2990.759
2021年
通算
 10929627565175045140.2360.2840.717
2022STL10935130783246855130.2700.3450.895
MLB通算308013041114213384703221714044260.2960.3740.918

通算本塁打数703本はMLB歴代4位の記録。

併殺打(ダブルプレー)の数はMLB最多の426となりました。

本塁打と併殺打という対極の成績でメジャートップクラスの成績を残しているプホルスですが、それだけMLBで試合に出続けた結果であると言えます。

メジャーの第一線で活躍し続けたまさにレジェンド選手と言えるでしょう。

アルバート・プホルスのfWARとrWARと通算WAR【まとめ】

この記事では、アルバート・プホルスのメジャーリーグでのfWARとrWAR、通算WARを紹介しました。

アルバート・プホルスのfWARもrWARも、カージナルス時代は素晴らしい成績に。

エンゼルス時代では低迷した成績になりました。

プホルスにとってカージナルスというチームは居心地の良いチームだったのかもしれませんね。

今後、アルバート・プホルスが野球界にどのように関わってくるのか、注目したいところです。

英語が読めない私がどうやって大谷翔平のMLB公式ユニフォームを手に入れたのか?

「全然英語読めないよ。諦めようかな。」

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