メジャーリーグの最強投手と聞かれたら、クレイトン・カーショウと言う方も多いはず。
ロサンゼルス・ドジャースのエースとしてサイヤング賞3回受賞の実績のあるサウスポーです。
この記事では、カーショウのMLBでの実績を評価するにあたり、
- クレイトン・カーショウのMLBでの通算WAR
- クレイトン・カーショウのMLBでの年度別のWAR
を紹介します。
クレイトン・カーショウのメジャーでの活躍を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
WAR指標の理解
映画『#マネーボール』
— 🅺🅰🆉🅴 (@kaz296) August 22, 2019
メジャーリーグの貧乏球団を
「マネーボール理論」で
常勝球団に育て上げた
感動的な実話の
ヒューマンドラマ
理論や数学で人材発掘し
弱小チームを強くしていく展開は
実に新鮮
野球音痴OK
単なる野球映画ではなく
ひとりの男の
人生を懸けた闘いドラマ
胸が熱くなった💖 pic.twitter.com/ZKtxQgD9tZ
冒頭のtweetはWARの起源を背景とした映画マネーボールの映像です。
WAR指標の理解するにあたり、
- WARとは何か?
- WARの計算方法とその重要性
の2つについて解説します。
WARとは何か?
WARとはWins Above Replacementの略称です。
WARとは、セイバーメトリクスにおける打撃や走塁、守備、投球といった要素を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標のことです。
Wins Above Replacementという言葉が示すとおり「そのポジションの代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標となります。
代替可能選手とは、「平均以下の実力で、容易に獲得できる選手」のことです。
つまり、WARが0ならば、その選手は「代替可能」なレベルということになります。
WARの計算方法とその重要性
WARの計算は、打撃や走塁、守備、投球といった指標を用いて総合的に推計します。
具体的な細かい算出方法は定義されていません。
各ポジションで何を用いるか(例えば守備指標をDRSで評価するかUZRで評価するか等)は算出者に一任されています。
そのため、算出方法が複数存在し、それによって値も異なると言っていいでしょう。
WARの重要性は、その選手の総合的な貢献度を単一の指標で評価できる点にあります。
また、投手野手を問わずに全ての選手を同一の指標で比較することが可能です。
チームへの貢献度を上積みした勝利数というわかりやすい基準で評価できるため、WARを活用した適正な年俸の算出も可能です。
fWARとrWARの定義と起源
fWARとrWARの定義と起源と題して、ここでは
- fWARとは何か?
- rWARとは何か?
の2つを解説しましょう。
fWARとは何か?
fWARは、Fangraphsによって提供されるWARで、選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。
fWARは、打撃、走塁、守備、投球などの各要素を総合的に評価し、その選手が代替可能な選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。
具体的には、打撃指標、走塁指標、守備指標、投球指標などを用いて総合的にこれを推計します。
rWARとは何か?
rWARは、Baseball Referenceによって提供されるWARで、同様に選手の全体的なパフォーマンスを評価するための指標です。
rWARもfWARと同じく、その選手が代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。
rWARは守備指標であるDRSを活用して守備の影響を考慮するのに対して、fWARはFIPを活用して最初から守備の影響を取り除くなどの違いがあります。
WARを野球界に浸透させた名作マネーボールとは?
「マネーボール」とは、オークランド・アスレチックスのGMであるビリー・ビーンが、超弱小球団であったアスレチックスを常勝軍団に変貌させるノンフィクションの物語です。
打率、打点など従来では評価に値する指標に疑問を感じたビリー・ビーン。そこで、全く新しい評価方法「セイバーメトリクス」を導入。すると、超弱小球団のアスレチックスが当時アメリカンリーグ新記録の20連勝をする球団にまで生まれ変わりました。
セイバーメトリクスの頂点の概念である「WAR」を野球界に知らしめたのは名著「マネーボール」で間違いありません。
「専門書は難しいな…」なんて悩んでいる方には朗報。「マネーボール」は小説で映画化もされるほどわかりやすく書かれており、ほとんど専門用語が出てきません。
小説なので、他のユニフォームなどと比べると10%ほどの値段で購入可能。しかもKindleなど電子書籍もあるため、スマホやタブレット、PCを使っている方は今すぐにでも読めます。
「WBCを観戦して野球を知ったから野球のルールがイマイチわからない…」といった方でも、小説なのでスラスラ読めます。
「マネーボールを読む前」と「マネーボールを読んだ後」では野球に対する理解が深まり、最新の野球の評価方法を知れるので、野球に対する見方が180度変わります。
野球が10倍にも20倍にも楽しく感じられる名著「マネーボール」をぜひこの機会に読んでみませんか?
\弱小を強豪に押し上げた戦略とは/
クレイトン・カーショウのWAR
Clayton Kershaw recetando ponches a los protagonistas de la final del WBC, Mike Trout y Shohei Ohtani. 👀⚾️pic.twitter.com/7GwBh4KJHR
— Pasión Beisbol ⚾️ (@Pasionbaseball) March 27, 2023
冒頭のtweetはクレイトン・カーショウがマイク・トラウトと大谷翔平を三振に打ち取った映像です。
緩やかな軌道を描くカーブ、鋭く曲がるスライダー、緩急のあるチェンジアップ、そして最速98mph(約158km/h)のファストボールを武器に、メジャーの屈指のサウスポーとしてその地位を築いています。
そんなカーショウについて、ここでは、
- クレイトン・カーショウのfWAR
- クレイトン・カーショウのrWAR
にわけて紹介しましょう。
クレイトン・カーショウのfWAR
シーズン | fWAR |
---|---|
2008年 | 1.3 |
2009年 | 4.1 |
2010年 | 4.6 |
2011年 | 7.3 |
2012年 | 6.1 |
2013年 | 7.2 |
2014年 | 7.9 |
2015年 | 8.6 |
2016年 | 6.3 |
2017年 | 4.3 |
2018年 | 3.4 |
2019年 | 3.6 |
2020年 | 1.4 |
2021年 | 3.4 |
2022年 | 3.8 |
2023年 | 2.3 |
Total | 75.8 |
カーショウのFangraphsによる通算WAR、つまり通算fWARは75.8となりました。
年度別にみると、サイヤング賞を受賞したシーズン、2011年、2013年、2014年のWARが7.0以上となりました。
2014年では故障もあり、投球回数が198.1イニングスで、200イニングスに届かなかったにも関わらず、WAR7.9を記録。
メジャートップクラスの成績を残している選手と言えるでしょう。
クレイトン・カーショウのrWAR
シーズン | rWAR |
---|---|
2008年 | 1.5 |
2009年 | 4.7 |
2010年 | 5.6 |
2011年 | 6.8 |
2012年 | 6.4 |
2013年 | 8.1 |
2014年 | 7.7 |
2015年 | 7.3 |
2016年 | 5.8 |
2017年 | 4.9 |
2018年 | 3.3 |
2019年 | 3.3 |
2020年 | 1.8 |
2021年 | 2.4 |
2022年 | 3.8 |
2023年 | 3.7 |
Total | 77.1 |
Baseball Referenceによる評価では、カーショウの投手としてのWAR、つまりrWARはすべてプラスの数字となり、rWARは通算で77.1となりました。
アメリカの権威ある放送番組のESPNでは、rWARを公式のWARとして採用しているため、カーショウのメジャーでの活躍を評価する上では、rWARで評価するべきでしょう。
さらに、rWARは仲間守備の影響を考慮しないWARであるため、投手自身の能力を評価するのに最も適しています。
ちなみに、カーショウはナショナルリーグのロサンゼルス・ドジャースに所属しているため、2019年までは投手が打席に立つ必要があり、打撃でのWARが通算で2.8になります。
そのため、投手77.1+打者2.8=通算79.9のWARを積み重ねています。
通算WAR79.9はMLB歴代67位の大記録です。
クレイトン・カーショウのfWARとrWARと通算WAR【まとめ】
この記事では、クレイトン・カーショウのメジャーリーグでのfWARとrWAR、通算WARを紹介しました。
カーショウのfWARもrWARも軒並みプラスに。
いかに優れたプレイヤーであったかわかるでしょう。
2023年に通算200勝を達成したばかり。
現在35歳という年齢を考えるとまだまだWARを積み重ねていき、MLB歴代50位あたりまでは到達しそうな勢いです。
今後、クレイトン・カーショウの活躍に注目したいところです。
英語が読めない私がどうやって大谷翔平のMLB公式ユニフォームを手に入れたのか?
「全然英語読めないよ。諦めようかな。」
MLB公式サイトを見つめながら、私は心の底から思いました。
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